うちのイカれたディレクターが来年はイカれたムービーを作ると意気込んでました。
FORUMのDVDを観ながらムカつくな〜と言いながら、なめこの味噌汁を飲んでました。
編集やら撮影に莫大な時間と金額が掛かっているのが分かるし、やっぱしDVDの完成度がダンチで違います。
空撮なんて、僕達には程遠い夢です。
しかしながら、こうやって海外のDVDを観ていると一番目につくのは作品の完成度。
統一感。
これが徹底しています。
そりゃあスタッフの数も作品に掛かるお金もハンパないとは思いますが、だからと言って、スタッフの数とお金が無きゃそれが出来ないかと言われるとそうでは無いんじゃないかと思います。
空撮バンバン入れて、スケールのデカいロケーションで撮影もしたいですが、自分達の撮りたいもの、作りたいものを制作サイドがプライド持ってキチンと取り組めば、完成度や統一感は必然的に生まれてくるのではないでしょうか?
日本のスノーボーダーの中にはドメスティックムービーなんて観る価値が無いと言っている人も居ますが、何故ボク達がムービーを作り続けるのか、それは日本のスノーボーダー達に、僕達の、日本のスノーボードシーンを伝える為です。
海外映画は観るけど邦画はスケールが小さいから嫌いなんだよね〜って人も居るかも知れないですが、だからと言ってボクは海外映画に邦画が負けているとは思えないし、逆に日本人だからこそ伝わる部分もあるのかなって思う。
ハチ公物語とかリメイクされて作られてますが間違いなく邦画の方が泣けます。
でも、そこまで言うなら、観てくれたみんなが本当に納得する作品を作らないとダメですから、自分でハードルを上げて制作にあたって行きたいです。
スノーボードムービーなんて本当にイカれた馬鹿野郎じゃなきゃ作っていけないと思ってるし、制作に時間も金もハンパなく掛かる。シェアを考えてもバカみたいに儲かるハズも無いし。
じゃあ、なんで作るのか。
それは、自分達の存在意義とスノーボードシーンに生きた証の為。
ボクは、そう思って次のムービーの妄想をしてます。
最近のコメント