ボクはなりきゅうと白馬八方山頂から唐松までの怒涛のアタックをきめこみました。
朝に東京を出て渋滞にハマり、なんと登り出しは14時。
唐松までのタイムリミットは17時を予定していたのでボクたちは走るように登ります。
嘘です。
ボクは三秒で泣きそうになりました。
ボクのなかに住んでいるもうひとりの監督が、もうやめとけ。高いとこに登るのはサルかバカだけやぞと囁きます。
でもボクは負けたくなかった。
ボクの今回の目的は冬の撮影の為にロケーションを調べておくことと、星降る空のした、思っきりビールを飲むこと。
なりきゅうに温泉は無いのか?って聞くとさすがに山のてっぺんは水が貴重ですから・・・と話していました。
すこしがっかりです。
でもね、山をひたすら登るって本当に良いと思います。
はっきし言ってキツいんですよね。
もう歩きながら景色なんかぽわんと観ることなんか出来ずに、ただひたすら地面を見て進むのれす。
そう歩いていると本当に人生のようです。
いやまさに山歩きこそ人生!
つらいつらいと歩んで行くと時たま顔を出す絶景。
自然と涙がこぼれます。
でも毎回良い景色とは限らない。
がっかりなことに霧で何も見えないことだってある。
人生だってそうでしょ。
頑張って頑張ってすごく見返りを求めたとしても、ぜんぜん返ってこないことなんかたくさんある。
でも、それで足をとめたり、引き返しちゃあいけないんです。
もっと歩んで行けばきっとまた感動を求められるはず。
足をとめちゃあいけないんですよ!
今回はなりきゅうにまぁ入門編ですねと言われてすげームカつきましたが、また次回までにパワーアップしときます。
夜から雨が降って当初予定の五竜越えは出来なかったので次回こそは・・・。
でもビールは最高にうまかったっす!
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