白馬にも、ようやくまとまった雪が降り注ぎ、連なる連峰が美しく真白に染まった。
僕はナチュラルの撮影が大好きで、その緊張感が張り詰めた場面の空気に酔いしれる。
そこで、せっせとアプローチを作るライダーを横目に持参した熱いコーヒーを飲むのが大好きだ。
また本日も失敗して酷く不味いのだが。
慣れなのか、自分が悪いのか、最近ではその緊張感が薄くなってしまっているのだ。
池上匠は目の前のナチュラルヒットよりも、ずっと先にある真白に染まった連峰の尾根筋を見ていた。
幾本かのラインが尾根から沢に向かってのびている。
「結構入ってるな」
匠は、そう二度つぶやいていた。
僕は、夏山で幾度か登った憧れのラインだ。
少し間があいて、匠は言った。
「時期をみて、登ろうと思うんです。」
なんだ。そうか。
胸に火が灯るキッカケは、すべてライダー達のひとつの決意だ。
その瞬間は必ず僕も尾根を登る。ひとつの決意が連鎖して、大きな意志となる。
とんだ幸運で、ヘリから空撮も出来たが、僕はもっと経験しなくちゃならないこと、知らなきゃいけないことが沢山ある。
空を手に入れるには、まだまだ時間が必要だ。
もっと自分自身の脚で進まなきゃならない場所がある。
そうだ。今日は良い日だ。
お蕎麦を食べよう!
とびきり美味しいやつを。
信州新町「そば新」
別名 翔やん蕎麦
すげえ美味い。
僕はナチュラルの撮影が大好きで、その緊張感が張り詰めた場面の空気に酔いしれる。
そこで、せっせとアプローチを作るライダーを横目に持参した熱いコーヒーを飲むのが大好きだ。
また本日も失敗して酷く不味いのだが。
慣れなのか、自分が悪いのか、最近ではその緊張感が薄くなってしまっているのだ。
池上匠は目の前のナチュラルヒットよりも、ずっと先にある真白に染まった連峰の尾根筋を見ていた。
幾本かのラインが尾根から沢に向かってのびている。
「結構入ってるな」
匠は、そう二度つぶやいていた。
僕は、夏山で幾度か登った憧れのラインだ。
少し間があいて、匠は言った。
「時期をみて、登ろうと思うんです。」
なんだ。そうか。
胸に火が灯るキッカケは、すべてライダー達のひとつの決意だ。
その瞬間は必ず僕も尾根を登る。ひとつの決意が連鎖して、大きな意志となる。
とんだ幸運で、ヘリから空撮も出来たが、僕はもっと経験しなくちゃならないこと、知らなきゃいけないことが沢山ある。
空を手に入れるには、まだまだ時間が必要だ。
もっと自分自身の脚で進まなきゃならない場所がある。
そうだ。今日は良い日だ。
お蕎麦を食べよう!
とびきり美味しいやつを。
信州新町「そば新」
別名 翔やん蕎麦
すげえ美味い。
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