いつの間にか春も終えて初夏の陽射しが眩しく感じられるようになりました。
ここ最近はグッと冷え込んだり、真夏のように暑かったりで、世間は衣替えの季節となってるのに変な気候ですねぇ。
ここ最近、自分といったら撮影ラッシュから一段落ついて編集と撮影を交互に進めてる感じなんですが、その忙しい中で少し時間に余裕が出来るようになりました。
…と言っても本当に僅かな時間ですが、それを使って飲みや遊びに行けるんですよ。
それを「嬉しい!」と思う反面、逆に寂しくも感じてしまう。
冬の撮影中に感じたあの熱さ。
そこに自分の身を投じたい。あの燃えるような熱さを感じたい!
そういえば昨年は加賀大貴が一番オレを熱くさせた。
雪崩止めを攻めたり、キッカーで誰よりも飛び続け、何回も挑戦する姿が胸を打ち続けた。
怪我からのイメージする恐怖に打ち勝った奥只見での撮影では心が熱くなった。
しかし今年はまだ全然打たれてない。
なんでだろう。発する言葉や行動も昨年の方が熱かった気がするし重かった。
なんか軽いんだよなぁ。
自分が今シーズン一番心打たれたのが浜崎あゆみ(アンティ)だ。
当初は何度も何度も撮影に参加したが一切映像を残せなかった。
アンティは毎回悔しそうにしていた。だけど毎回毎回サポートとして撮影を手伝ってくれていた。本当は自分が一番映像残したいくせに。
今でも鮮明に覚えている1月25日、アンティがストリートレールをメイクした。
正直、かなり難易度が高いレールだったし、先に挑んだ敬司や大貴が抜けなかったのでオレはアンティに「無理そうならやらない方が良いぞ」と言った。
その言葉にアンティは「私が残せるのは限られてるから、…やらせてください!」とストリートレールを見つめながら言った。
とても真剣な表情で、逆に自分が軽く感じて申し訳なかった。
そして何度か挑戦してメイクした後の彼女の表情に凄く胸を打ちつけられました。
舞台裏は映像を観てくれた人々に全て伝わらないと思うけど、オレはライダーに胸を打つ人間に育って欲しいと望んでいる。
たくさんのライダーを見てきたけれど、ライダーとして成功しても人間として成長出来ない奴は腐るほど居る。
インダレスのライダーはひとりひとりがライダーとしては勿論のこと、それ以上に人間として成長することを願っています。
それによって自分も成長出来るし、いつまでも仲間でいられる気がする。
言うからには自分もやらなくてはならない。
絶対に負けない。
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